いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
当法人の常務理事である関の勉強会(法人内で毎日配信)をこちらにも載せていこうと思います。
本日は3/16の記事を本日は載せます。
『おはようございます。3/16
2)2015年から2019年
利用者にも変化が生まれてきました。
入所施設から来た人たちって、もう自分で決定する力が本当に衰えていたんです。
買物に行って「何が食べたい、買いたい」って聞いても答えてくれないんです。スーパーで選ぶっていう経験が奪われてたんです。
日帰り旅行で「どこ行きたい?」 居酒屋で「何のむ?」洋服「どれが良い?」
そうしたことを積み重ねていたら、少しずつ変わってきたんですね、利用者が。
依存的自立心と依存的依存心。覚えていますか?
また、2014年には、法人は経営的に窮地でした。同じ量の仕事をしていては経営できないと思いました。家庭的な事業所はこのままでは存続できないとわかったのです。そして、私たち職員の高齢化も進み、あと10年で定年になってしまうという危機感。
そこで、成長戦略に切り替えたのがこのころです。
「どうしよう」と考えました。
量を増やしていくならば、同じ事業だけでなく、利用者が生きていく中で必要なサービスをすべてやっていこうと。つまり多様性です。そして質をどう守るか。小規模な事業所で家庭的であっても、そうした事業所が集まればどうにかなるかな。と
新規事業所はこの4年間で、相談支援センター2か所目、訪問看護ステーション2か所、グループホーム羽沢、みずほ台に2か所目、ケアマネ事業、保育事業、2か所目の居宅介護・訪問介護事業所と立て続けに新設してきました。
いや~。がんばりました。
現在の職員さんたちにも感謝ですが、当時の職員には苦労を掛けました。感謝ばかりです。さぞつらい期間だったと思います。
拘束時間を入れると、寝る時間以外は仕事していたんじゃないですかね。
そして、2017-18年頃より、ようやく法人ぽくなっていきました。
労務管理もしなくちゃって感じでしたね。2016年までは、もう、訴えられちゃうようなブラック企業だったと思います。』